Gwent勢力図⑥~シンジケート~

Gwentには大きく6つの勢力と中立があります。それでは、各勢力の特徴のうち、シンジケートを見ていきましょう。

ゴールドカード個別評価はココ!です。ぜひご参考ください!

https://momen1010.blogspot.com/2019/10/blog-post.html

シンジケート:能力一覧

  • 利益(このカードがプレイさせると、指定された量のコインを獲得する)
  • 謝礼(指定された量のコインを消費して実行する能力)
  • 懸賞金(この状態を付与されたユニットが破壊されると、対戦相手はそのベース戦力値に等しいコインを得る。懸賞金は常に敵軍ユニット1体にしか付与できない)
  • 狂気(コインが不足している場合、このユニットは自身の「謝礼」量に等しいダメージを負って謝礼能力を実行する)
  • 貢物(指定された量のコインを配備時に消費することで実行される能力)
  • 恫喝(「犯罪」カードをプレイするたびに、1ブーストを得る)
  • 活力(自軍ターン終了時に1ブーストを得る。)
  • (この状態を2回付与されたユニットは破壊される)

シンジケートには「コイン」のシステムがあります。(他の勢力が何らかの形でコインを入手することもあります。)「利益」や「懸賞金」でコインを得て、「謝礼」や「貢物」で使用します。

オススメカード:

①《フィリパ・エイルハート…配備:敵軍ユニット1体の戦力値と同量のコインを消費した後、その敵軍ユニットを強奪する。

コメント:シンジケート実装当時からずっとナーフ(下方修正)されるのではと言われ続けるほどの強カードです。シンジケートデッキのほとんどで採用されています。

②《サヴォラ…【利益(2)】貢物(9):配置列に《サヴォラのフライテナー》1体を生成する。

コメント:《サヴォラのフライテナー》は、戦力値11のアーマー6と「破滅」を持つユニットです。貢物のコストは最大ですが、《サヴォラ》と合わせると戦力値17もあるユニットです。

③《シギ・ルーヴェン…【恫喝】【利益(4)】自軍デッキに最初から組み込まれているカードのギャングカテゴリ1種類につき、初期利益を1増やす。

コメント:ギャングカテゴリとは、それぞれ「炎誓い」「盲目結社」「割れ銭組」「道化同盟」「引き潮団」「サラマンドラ」のことです。

その他の強いカード:

《フライング・レダニア号》、《ビンシー・ブラマーホルト》、《魅惑のアドリアーノ》、《大尋問官ヘルヴィード》、《変異猟犬・強》、《グラデン》、《プロフェッサー》、 《彫刻士ファーコ》 、《アザール・ジェイブド》、《エワルド・ボルソディ》、《モリールセ》etc

 

 

◇各リーダーアビリティ:

①《殺人報酬》…命令:敵軍ユニット1体に7ダメージを与えた後、超過分のダメージ量に等しいコインを得る。

コメント:除去としても高い点数な上に、必要に応じてコイン獲得手段としても活用できるスキルです。

②《ジャックポット》…命令:9コインを得た後、自軍ユニット1体に超過分のコイン量に等しいブーストを与える。

コメント:一気にコインを最大限度まで増やせるスキルです。シンジケートのユニットにはコインとシナジーのあるものが多く、対戦相手は常にこのリーダースキルを警戒しなければなりません。

③《巨富》…命令:1コインを得る。(チャージ:5)あなたが「犯罪」カードをプレイするたび、1コインを得る。

 

コメント:コインを得る能力としてはそれほど強力ではありませんが、「犯罪」カードとの親和性が期待できます。

④《横領》…命令:2コインを得る。(チャージ:3)あなたが使用する貢物能力のコストを1コイン減らす。

コメント:どちらかと言うと、貢物能力のコストを減らす効果が大きいです。

⑤《集会》…命令:自陣列に《炎誓いの狂信者》1体を生成する。(チャージ:3)チャージを使い切ると、2コインを得る。

コメント:ユニットをたくさん配置するデッキと相性がいいです。

⑥《ワイルドカード》…命令:自軍デッキにある「シンジケート」スペリャルカード1枚をプレイする。その構築コストが10以下である場合、2コインを得る。

コメント:シンジケートには《悪口》や《フィスティック》などの強力なスペシャルカードが存在するため、現環境では最も使用されているリーダースキルの1つです。

◇まとめ

シンジケートは能力の種類が多く、またコインの管理も大切になってくるので、中級者から上級者向けのデッキと言えるでしょう。カード評価サイトでは、トップ10のうち5枚がシンジケートのカードです。(2019年10月現在)

◇参考デッキ

Gwent勢力図⑦~中立~

Gwentには大きく6つの勢力と中立があります。それでは、各勢力の特徴のうち、中立を見ていきましょう。

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中立:能力一覧

※ 中立のみに存在する能力はありません

オススメカード:

①《ゲラルト…ウィッチャーシリーズの主人公ゲラルトのカードは全部で6枚あります。どれも個性的であり、メタに合わせて使用頻度も変わってくるでしょう。

コメント:左から順に《ゲラルト:プロフェッショナル》、《ゲラルト:イグニ》、《ゲラルト:イャーデン》、《ゲラルト:アクスィー》、《リヴィアのゲラルト》、《ゲラルト:アード》です。どのカードも戦力値は低く設定されていますが、一枚一枚の効果は抜群です。

②《勅令…自軍にデッキにあるユニット1体をプレイする

コメント:Gwentではゴールドカードを1枚までしか入れられないので、サーチ能力のあるこのカードは多くの場面で重宝されています。

③《ダンディリオン:詩人…配備:カード1枚を引いた後、カード1枚をプレイする。

コメント:作中でゲラルトと縁のあるダンディリオンです。効果は単純明快で、追加で1枚のカードをプレイすることができます。

その他の強いカード:

《ランバート:剣士》、《エスケル:求道者》、《降伏》、《ショープの休日》、《転生》、《コラスの熱波》、《ローチ》、 《生ける鎧》 、《焦土》、《門》、《ヴィゴの口輪》etc

 

中立のカードは、どの勢力のデッキにも組み込むことができるのが特徴です。またカードの種類が多く、全部で125枚存在します。(2019年10月現在)

【初心者の方へ】高評価カード特集①《ブロキロンの水》

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さて、今回は上記リンク先のカード個別評価サイトで第一位に輝く《ブロキロンの水》について解説したいと思います。

効果:《駆け出しのドリアード》2体を何れかの列に生成する

 

《駆け出しのドリアード》の効果は【調和】のみで、もとは4コスのユニットです。このユニットを2体出すだけで、《ブロキロンの水》のコストは11であり、初心者の方からするとその強さに疑問符がつくかもしれません。

まず、《ブロキロンの水》を構築するデッキは、リーダースキルが《神秘の残響》の場合がほとんどです。《神秘の残響》は、自軍墓地にある「スコイア=テル」のスペシャルカードを使用できるというもので、この《ブロキロンの水》を用いるケースが多いです。

ここで重要なキーワードは【調和】という能力です。4点ユニットの《駆け出しのドリアード》がどんどん成長し、場合によっては10点を超えることもあります。2体が10点を超えると合計で20点となり、11コスに見合ったどころかそれ以上の強さを発揮します。

それでは、実際に参考デッキを見てみましょう:

このデッキで【調和】の対象となるカテゴリは、以下の通りです:

  1. ドワーフ
  2. エルフ
  3. ドリアード
  4. 人間
  5. 兵器
  6. 野獣
  7. トレント
  8. ノーム

これらのカテゴリのユニットが戦場に出るたびに、《駆け出しのドリアード》は1ブーストされていきます。ドリアードをのぞいた最大で7カテゴリがブーストされるので、11点のカードで22点も出すことができるのです。

もちろん、対戦相手からの妨害や引けないカテゴリのユニットもあるので、そこまでブーストされる可能性は高くはないですが、それでも11コスで破格の点数を刻むことは確かです。

以上が《ブロキロンの水》の強さの秘訣でした。

【初心者の方へ】高評価カード特集②《フィリパ・エイルハート》

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さて、今回は上記リンク先のカード個別評価サイトで第二位である《フィリパ・エイルハート》について解説したいと思います。

効果:配備:敵軍ユニット1体の戦力値と同量のコインを消費した後、その敵軍ユニットを強奪する。

 

現環境(2019年11月)では、《シンジケート》という勢力のデッキが猛威を奮っています。私たちチームのリーダーも、今の環境について以下のように言及しています:

初心者の方がシンジケートデッキを扱うのは少し困難かもしれませんが、そのデッキのほとんどに採用されているカードが、この《フィリパ・エイルハート》です。

使い方はカンタンです。コインを貯めて、相手の場にいる戦力値9以下のカードをパクる。たったそれだけです。

単純計算してみると、たとえば相手の戦力値8のユニットを奪ったとしましょう。こちらはフィリパの3点と奪った分の8点が増え、相手は8点減るので、単純に19点のムーブになります。これはゲーム展開にものすごく影響を与えますね。

《シンジケート》には【利益】と呼ばれるコインをもたらす効果のカードが多数あり、またリーダースキルでもコインを増やすものがあるため、コインを貯めるのはそれほど難しくありません。(※注意:あくまで「コインを貯めるのはカンタン」という話です、実際にコインを運用するのはとても奥深いです。その点をご注意ください。)

繰り返しになりますが、《シンジケート》はとても扱いが難しいデッキなので、初心者の方にはオススメできません。ですが、《シンジケート》と対戦することになったときは、ほとんどの場合でこの《フィリパ・エイルハート》を対策することになると思うので、相手のコインの枚数にはご注意ください。一手で逆転されることもありえます。

以上が《フィリパ・エイルハート》の強さの秘訣でした。

【初心者の方へ】高評価カード特集③ 《勅令》

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さて、今回は上記リンク先のカード個別評価サイトで第四位である《勅令》について解説したいと思います。

効果:自軍デッキにあるユニット1体をプレイする。

 

書いてある内容はシンプルですが、いろいろなデッキで採用される強いカードです。デッキにある自分の好きなユニットカードを1枚サーチできるので、ここぞという場面で活躍するでしょう。

似たようなカードに《ナグルファー》があります。こちらはゴールドカード2枚を無作為に選んで、一枚を手札に、もう一枚をデッキの一番上に置くという効果です。自分で好きなカードを選べない一方で、実質的に2枚のゴールドカードをサーチすることができます。

さて、《勅令》についてですが、勢力が中立なのでどのようなデッキにも採用することができます。デッキにユニットが1枚もなくなるなど、特殊な状況以外では手札で腐ることはないので、例えば対戦相手の守護者対策に浄化の効果を持つユニットを一枚入れておくなど、さまざまな活用の仕方があると思います。

一方で、シンジケートデッキにおける《フィリパ・エイルハート》のように、どんなデッキにも採用されるカードとは言い切れません。コストが10と決して少なくはない上に、カード枠を1枚使ってしまいます。カード同士の相性をシナジーと呼びますが、シナジー最優先でデッキを組むと、《勅令》を入れる枠が足りなくなることはあり得ます。

それゆえに、「慣れないうちは必ず採用すべき」とは言い切れないのですが、強いカードであることは確かなので、まずは《勅令》を活用したデッキ作りから始めてみるのもいいと言えるでしょう。

以上が《勅令》の強さの秘訣でした。